企業研究者と比較した時のポスドクの特徴は、ズバリ
「低賃金・低雇用安定性・高研究自由度」
です。
<年収>
一流製薬企業の博士卒研究員の初任給: 約500万円
ポスドク: 約450万円
<雇用>
企業: 雇用期限なし
ポスドク: 雇用期限あり(1-5年)
<研究自由度>
企業: 根本的な研究テーマの選択の自由度は低い。しかし現場の様々な判断ではかなり自由度がある。
ポスドク: 根本的な研究テーマの選択の自由度が高い。ただし所属する研究室のボスによっては具体的に取り組むテーマを制限されることもあるので注意が必要。
企業研究者と比較した時のポスドクのメリットは、何と言っても「根本的な研究テーマの選択における自由度が高いこと」です。自分の中で知りたいことが明確になっていて、それを何としても探求したい場合は、がぜんポスドクを選択した方がいいでしょう。一方、特にこれといったやりたいことはないが、なんとなく他の人の役に立てる研究がやれればいい、というような場合は、企業に就職した方が高給与も高雇用安定性も得られますのでベターかと思います。
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