2016年2月19日金曜日

「助教」は9割5分、コネで決まる

大学の助教ポジションの9割以上は、コネで決まります。

大学の助教ポジションのほとんどは、講座制を基本とした研究室内のポジションです。研究室には教授や准教授といったボスがいます。研究室の助教ポジションの人事権は、その研究室のボスにあります。従ってボスが気に入った人が、助教になります。ボスが気に入るのは、その研究室で大学院生やポスドクだった人だったり、ボスの知り合いの人の知り合い、だったりすることが殆どです。つまり「コネ」です。ボスの機嫌をとることが上手い人ほど、助教になる確率が高まります。
 一方、その割合は1割以下ですが、助教を公募することがあります。この場合は、学会やJREC-INなどを通じて求人情報が出ますので、そのボスとコネがなくても一応応募することができます。しかしこの場合も最終人事権はボスにあり、結局何らかのコネのある人が通りやすいのが現実です。

このように、大学の助教ポジションの9割5分はボスとのコネで決まりますので、エラい人に気に入られるように振舞うことで助教になれる確率は高まります。 

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